Ubuntu18.04 にウイルス対策ソフトを入れた時の備忘録

Ubuntuのインストールをするたびにウイルス対策ソフトを設定するのですが、

毎回手順を忘れてしまうので備忘録として残します。

1.ClamAVのインストール

ClamAVとは、こちらのソフトはウイルス検出データを自動で更新する機能があり、なおかつ無料で使用できるソフトです。

インストールは以下の方法で行います。

ClamAVはインストールが完了すると、自動更新の実行まで自動で完了します。

ウイルス対策ソフトClamAVのインストール
$ sudo apt update
$ sudo apt install clamav 

2.ClamAVの定義ファイルを更新

ClamAVの定義ファイルは自動で更新されるので、手動で更新する必要はありません。

# 下のようなログが出る(ログファイルがロックされている)
$ sudo freshclam
ERROR: /var/log/clamav/freshclam.log is locked by another process
ERROR: Problem with internal logger (UpdateLogFile = /var/log/clamav/freshclam.log). 

誰が使っているのかを確認すると、freshclamが使っていることがわかります。

インストールが完了すると、自動で動いていることがわかります。

$ sudo lsof /var/log/clamav/freshclam.log
lsof: WARNING: can't stat() fuse.gvfsd-fuse file system /run/user/1000/gvfs
Output information may be incomplete.
COMMAND PID USER FD TYPE DEVICE SIZE/OFF NODE NAME
freshclam 17557 clamav 3wW REG 253,0 1021 526825 
/var/log/clamav/freshclam.log

補足すると、ウイルス定義ファイルの更新間隔は、以下のファイルに記載されています。

デフォルトは1日に24回更新を試みます。

$ grep Checks /etc/clamav/freshclam.conf
Checks 24

終わりに

ClamAVには、GUI操作ができるパッケージがあるので、そちらをお好みで入れると良いと思います。